2026/05/03
ヨーロッパで得た速度を維持することを考える。しばらくはカーリングなのであって、石が止まらないようにひたすらデッキブラシで床を磨きまくる。
教えてもらった映画Berlin Callingを観てからというものの、ストイック…というほどでも無いが繰り返しが多い単調な感じの音楽のを聴いている。桜のふわふわ、新年度のキラキラの過剰さを抑えたい。休みが終わりいろいろやることが増えるので、耐え忍んでいくぞ…と瞑想するようなところもあった。去年の4月もEDMばっかり聴いてた。
研究も中間管理職化が進んでいる。AIと後輩にコードと論文を読ませて書かせている。指示するための俯瞰ってやつがむずかしい。しばらくコードを書かせてみてから、「やっぱ要らんわこれ」となることが週に数回ある。LLMのペースに巻き込まれている。
環境構築のトラブル解決みたいな理想がはっきりしているところではふんだんに頼ったほうがいいのだが、一方で書いていきながら考えていく・理解していくときに、1回のプロンプトで1分とか待たされると全然フィードバックループが回らなくて脳とシリコンの同期がとれない。
でも使わないよりは速いのは確実なので、あとは塩梅の問題。二度手間を恐れないことかなあ。理解できているか怪しくなって、生の論文とかソースコードを読み直していると、「ボトルネックは俺だなあ」という気分になってしまう。
帰国してから数日間は時差ボケで朝4時とかに目が覚めてしまっていたが、最近はなぜか7時半ぐらいに起きられるようになっていた。ただ、先週研究室の人らとピザ食べたらお腹を壊し、おとついの雨で身体を冷やして風邪引いて、昨日はガッツリ寝込んでしまった。頭痛がつらい。
帰国したので友達とかに会っている。べつに彼らはずっと日本でそれぞれの生活を送っていたわけであり、俺が帰国したというのは俺の事情でしかない。俺が勝手に友達とおしゃべりしたくなって、お誘いのDMを送った。それだけである。旧い友達の中にはこの4月に修士を取って社会人になったのも多い。当然彼らも内定を取ったわけだ。だいたいみんなITに行く。自分はメーカやインフラを見ているので対照的である。
4月中旬は主に就職とその先の将来を考えて、結構ずーんとしてしまったりした。飲んだ翌日はやや暗い。hangxietyってやつだろうか。喉もわずかに調子が悪い。生活リズムが常識寄りになって、体調の変化に気づきやすくなったかもしれない。でも1時ぐらいからの世界に自分しかいなくなったような気分も…捨てがたい!
以下日記の抜粋です。
4/13
ずーんとしている。日本帰ってきたら友達がみんな就職したり(俺は留年してるので)就活終えてたりしてこわい。浦島太郎的帰国ブルー。なんかmister minitとかパソコンの修理屋さんで働いてみたいなあ。(?)でも修士卒なんだからちゃんと働けみたいな。知らんけど。
内定がないとどうなるって、まあ言葉の上では大体わかるんだけどちゃんとやろうという気が出てこない。なんかが欠落している。もともとアンチワーク本とかは読んでるほうなんだけど、とうとう折り合いをつけられずにここまできてしまった。働きたくないなあ・・・っていうか。なんかバイトとかしたけど働くって実感もなかったしなあ。ネガティブな面ばっかり見えてしまう。
まあまあネガってて、やっぱり大学入ってからプログラム興味なくしてろくに研鑽してないからやっぱ技術ないのバレたか〜とか、論文も出してないし〜、とかサークルも入ってないし面接はなんか真面目さのなさが節々から漏れるし、なんかそんなことばっかり考えてしまう。俺個人についていえば高専出てから2年次編入して学部卒で就職しちゃえばよかったか?せめて院をもうちょっと考えるとか学部のうちに留学行くとかすべきだったなあ。まあしゃあない。高専と弊学が噛み合わせ悪いよ。
なんか文章書いて新人賞でも取ってなんやかんやあってすげえ儲かりたい。んでヨーロッパ住みて〜。何?
4/14
大学に留学報告書を出した。自由に書いたが、特に何も言われず受理された。変に大学事務とかのことを考えずに、これから留学する人のことだけを考えて自分のリズムでのびのび書いたほうがいいな。
それが実際に読者のためになるかは別問題だが。でも目的意識を持とう!みたいなのばっかりだと行きたくなくなっちゃうよ。せっかく若いのだからめちゃくちゃなことを書いて周囲をびっくりさせよう。
4/15
ESを書いて出せという話だが書く気にならない。働くも働かないにも希望がないのであり、同じ結末ならコストの低い道を選びたくなってしまう。働かないことで家に住めないとか、食うものがないとか、そういうことのつらさを知る…というか、エミュレートする必要があるんだろうが…。いままでが恵まれすぎている。
AIに仕事が奪われるとは言うけれども、知性の範囲を決めるのは人間であり、それが人間の勝ち目ではないかと考えている。70年代?に天気予報は人工知能と呼ばれていたし、その少しあとにはおそらく手書き補正的なやつも人工知能と呼ばれていた。というかコンピューター自体そういう知能を持った存在として見られていた。チューリングテストは繰り返しやれる。人間だって学んでいく。人格のうちAIに代替される部分は人格ではなかったことにして、残った部分を磨く。とはいえ移行期にいる俺らは未来の基準からすれば人格が薄すぎてAI寄りである。
4/16
教員と面談。就職やばいですね〜w みたいな話をした。先生曰く「卒業一年伸ばしてそうな気がするね…笑」。夜は研究室の飲み会を後輩が開いてくれた。10人ぐらい来た。言語の壁が結構厚くて、日中間・日英間のコミュニケーションが少ない。どうしたもんかな。文化交流的な浅い話だったが、ほとんど話したことない人もいたのでこれでいいと思う。毛づくろい的コミュニケーション。終わってから研究室戻って5人ぐらいで話す。愚痴っぽくなる。う〜んこっちは30分ぐらいで切り上げて帰ってくればよかった。飲み会の技術。
4/17
出張に来た父と焼肉。ビール一杯だけ飲む。あんまり話が弾まない。就活の話を一応儀式的にやってみるが、お互いわかってないので弾ませられない。留学土産を実家に持って帰ってもらった。
4/18
bearblog.dev を作った Herman たちが東京に来たので、浜離宮の庭園で散歩して茶をしばいた。楽しそうだったし俺も楽しかったのでよかった。bearblogの話とか仕事の話を伺った。個人開発はロマンがある…。日本をめいっぱいエンジョイしてほしい。たぶんいいところだよ、しらんけど。俺も南アフリカ、行きて〜
4/19
ベルリンで拾ったコートをクリーニングに出した。ある夜に「ご自由にどうぞ」な雰囲気の棚にかけてあったのを、羽織ってみたらサイズもちょうどだったので、そのまま着て帰ってきてしまった(上着は飛行機の手荷物重量にカウントされない)。コートなんか買ったことないので何をもってして「ちょうど」だと思ったのかは、酔っていたので覚えてない。丈とかよくわからない。来年は着れそう。でもまあ普通にホコリとかはついている。首元とかはむしろよれたような気もするし、もともとこんなだった気もする。クリーニングをしたという事実を買っただけかもしれない。
4/2X
数週間前に受けた面接の結果がいまさら来た。なんだ通ってたのか。もう少し前に教えてくれれば追加でES出さなくてよかったのに。だいぶここでいいやという気分になっている。
母は氷河期世代なのでいろいろアドバイスをくれるが、専門性も学校も時代も違うのであんまりそれに従う気にもなれない。職があってもなくても心配が尽きないようで、真面目にとりあってもしんどいだけな気がしないでもない。ま、でもぼーっとしてたらなんとかなりそうなので、どーんと構えておけばよかったのだった。学歴と学歴社会(の残滓)を信じろ!
電気情報専攻にいるくせに電気系から逃げ続けてたが、結局電気屋さんになりそうでおもろい。でも電気わからなさすぎてダサいので、時期を見計らって電験3種ぐらいはとろうかな。手動かしたいし電気工事士のほうがいいかもしれない。