缶詰

夏インターン

「本当に良いグループワークだった!」って社員のいない学生だけの集まりでも言っていたので、そうなんだ、と思った。自分にとってはどうだっただろう。とりあえず侃侃諤諤の話をしているので疲れた。みなさん明るかった。でももう少し実務っぽいことをしたかったかもしれない。5日間は長かった(が、研究のことを忘れるにはよかった)。

経済学部の人がとても明るかった。昔スティグリッツを読もうとしたがなんかすぐに飽きてしまったのを思い出す。分厚い教科書を読み切る知的体力はついにつかないままだったわけだ。

一方でいつものロールプレイもあった。パソコンカタカタ領域については、もう俺は一旦終わり・引退・終わった人だと考えているので、昔話に興味を持ってもらえると嬉しいが、あんまり突っ込まれるととだるいなという気がせんでもない。めんどくさい人間。

飽きるのが早いし、「飽きたな…」と自覚するとさらに抑えが効かなくなる。だるい。視線が泳ぐ。


ESは基本通るがWebテストでめちゃくちゃ落ちた。時期の制約もあったので、結局1社のインターンだけ行った。将来はなんか電力会社でトランスしばいてる可能性もあるし、メーカでDX支援的なことをやっている可能性もあるし(社内SE的なのは性に合っていそう)、SIerとか自社サービスやってる会社で働く可能性だってそりゃもちろんある。なんかいっそ事務職とか体験してみても勉強になるかもしれないなと思いつつ、応募するバイタリティはない。同じことをする飽きと、違うことをする疲れが頭の中で綱引きをしている。

クジャクの美しさは、羽を広げた状態で評価される。羽を閉じていたらみんな同じである。話を聞いている感じエントリーシートも同じなので、「あえて書かない」みたいなことはしない。一応持っているものは全部書く。ESでは時間をかけるのでそれができるんだけど、会話だとついつい素の自分のやや自虐的な話し方、自己ツッコミの連鎖、早口が出てしまう。


グループワークはまあお喋りだと思うと結構楽しい。自分の場合、最初はやだな〜とか思っているのだが、後半になってきて温まってくるパターンが多いみたいだ。すべてはロールプレイであり、マジのビジネスに結びつくなんてものではなくて、協調性を見てるというのはわかるんだが、じゃあどうやって演じればいいんだろうってのがわからない。

つまんない話をきれいにまとめるよりかは、意味不明な形でも少しは新しい話を出したほうがいいという態度を持っているらしい。アイデアが3つあるときに、それを話し合って1つに絞っていくならいいんだけど、最初から1つしかないのを1つに絞ることはできないよね。でもそんな過程を30分かそこらでやれるわけでもない。じゃあ一体面接官らは何を持ってして判断しているのか。タイムキープとかはたしかに助かる。ありがたい。自分はそういうの苦手。


適性検査は人間がやることじゃない。非言語分野の論理パズルが難しいが、これをできるようになるために勉強するなんてのもアホらしい。娯楽としてやる分にはいいんだけど、価値を持ってしまうと急にバカらしく見えてくる。フィードバックのないつまらんクイズをどれだけがんばれるかというところまで含めて評価なんだろうが、どうやってモチベーションをつけようか。

TAL適性検査で「将来会社で活躍している自分」をイメージして図形を置いてみるが、そんなものイメージしようがない。毎回わからないのでニコニコマークの上に矢印を載せてちょんまげを作ったり、キャンバスに描かれた直線が交差する角にピッタリハマる三角形を置いてみたりしている。俺は適性を持たないサイコパス野郎かもしれないが、こんなのに3000円/人払う奴らには言われたくない。


使いづらいシステムのソースコードを見る癖がある。GAB適性検査を受けた時にあれこれブラウザで試してたら、アクセス回数制限に引っかかって受験できなくなってしまった。

本試験がはじまる直前のページでDevToolsを開けると、裏で問題を4, 5問プリロードしているのがわかる。レスポンスを探ると問題文が見える。全体で50問ぐらいあるのでアドバンテージになるか微妙だし、悪用するような人は最初から代行を頼むので放置している。

ユーザが不特定多数ではなく、特定多数かつ立場が弱い学生相手なので、罰則を与えるのは簡単である。その事実によって技術的なコストを浮かせているのかもしれない。たとえば回数制限にひっかかったとき、「アクセス回数が増えた理由を書いてください。内容は受検企業の担当者にお知らせいたします」ということが書いてあった。小学校か?「おたくのシステムがガバってて好奇心をそそられたから」と答えるわけにもいかず、やはり放置している。

エントリーサイトaxol.jp, i-webs.jp, snar.jp(最後のはまだマシだが)は学生にとって初めて触れるtoBプロダクトだったりするわけだ。そういうところに我々はconsumerからbusiness (あるいはそのemployee)になるんやなあ、と妙な風情を感じている。

ナビゲーションが使いづらくてどこにいるかわからなくなるので、エントリーするページの任意のページからログインページにもどるuserscriptだけ作った


8人で裏で通話しながらWebテストを解いてると教えてくれた。それも協力っちゃ協力だが、ちょっと引いてしまった。「純潔が美徳だと思ってるんでしょ?」と言われた一週間後に、「いやあ純潔は大事だよ!」とも言われた。しかし俺だってソースコードを見てニヤニヤしているわけである。このあたりの考え方をもう少し調整できれば、別になんだってやれるのかもしれない。どこまでロールプレイにすればいいんだろう。